サマーサイエンスキャンプ＠神戸大学
実は更新していない間にサイエンスキャンプが神戸大学であったので行ってきたりしたのです。ちなみに去年は千葉大でした。
今年のテーマは遺伝子を組み換えて農薬を分解できるスーパー浄化植物について。
まあ時系列順に追っていきます。こうでもしないと日頃から落ち着かなくなってくる。
1日目：8/6
新幹線で品川から新大阪まで行って、そこからJR西やら阪急やらを乗り継いで六甲に到着。
途中JRから阪急の駅まで8分くらい歩くんだけど、事前にこれは迷うなと思ってたらやっぱり迷った。んで、嫌々文明の兵器を使ったらちゃんと着いていました。最高。
六甲からはバスで神戸大まで移動。そのあとロビーみたいなところで集合。女子率高いなと思ったら20人中13人もいました。
この日は講義が中心でした。今回使うスーパー浄化植物というのはヒトの遺伝子CYP1A1とCYP2C19を導入してあるんだって頭に叩き込んで、軽く研究室見学して終了。
夜は会議室みたいなところを借りてミーティングしました。2時間も。
ホテルの部屋が異常に狭かったというのと上の方の階だったので普通に怖かったです。
2日目：8/7
よく分かりませんが背中に壁紙みたいなのがくっついていました。
知らせてくれた人ありがとう。
この日は実験三昧でした。
・植物からカラムでDNAを抽出してそれをPCRにかける
・葉を活性酸素に反応して色が変わる溶液につけて処理する
・薄層クロマトグラフィーを使って与えた農薬が分解されているかを見る
すごく統一されていない文章でごめんなさい。
とりあえず、「2種類のバレイショがあって、そのどちらがスーパー浄化植物なのかを調べる」というのが目的みたいな感じなので、実験は全てその2つの植物を比較しています。
景色良すぎだろ・・・
夕方は交流会みたいな感じでした。
夜はトランプをやりながら卓球を見てザソネソなのを確認してから就寝。
3日目：8/8
実は2泊3日だったというから驚きます。
まず、前日のPCR産物を電気泳動にかけて導入した遺伝子がちゃんと増幅されているかを確認・・・のはずが。
真 つ 暗 だ つ た
超ショック。。。DNAは取れていたみたいなので、PCR溶液の調製でミスったんでしょう。
去年の生オリ本選の悪夢を思い出しました。PCR2連敗です。才能なさすぎワロタ・・・
TLCの方はなんとか成功していたってか失敗するような場所もなかったので無事でした。
あーもうダメだー・・・と思いつつ、発表の方の準備をしてなんやかんやで発表も無難に終わって終了。
まあ実験のことはあとで帰ってから深刻に悩めばいいやと思って少しのあいだは忘れることにしました。
解散後は三宮で時間を潰してから人生初の飛行機。もっと事前に調べておけば観光とか出来たのかもしれなかったですわ。
ポートライナーがどう考えてもジェットコースターにしか見えない。
離陸の時間まで1時間半ほど空港の近くの海で暇を潰しました。三宮と合わせて意外と時間余ったなあ・・・
感想
思ったより怖いわ。
離陸のとき予想以上のスピードで本当に腰ぬけた・・・結局乗っている間はずっと手に汗を握っていました。
たまにふわっと落ちるのが割とガチで怖い。乱気流ではないみたいだけど相当くるわこれ。
水平に飛んでいるときはそこまで怖くなかったかなあ。
着陸の時はヤバかった・・・すごい揺れでしかも滑走路上で超絶なスピードを出してたからずっとはよ減速してくれええ！って思ってましたはい。
着陸する前は段々スピードを上げるような感じがしたんだけど多分気のせいでしょう。
終始「落ちたらどうなるのか」という妄想が頭の中を駆け巡っていたのか、まあ実際怖かったというのもあるんだろうけど、羽田に着いたらすごい脱力感が・・・
しかも全身が軽く筋肉痛。。。
なんか最後の飛行機でいろいろと持っていかれた感はありますが、植物についてはこれまでほとんど知らなかったので良かったです。TLCについても全然分からなかったし。
じゃあ今はそれら自体について理解しているのかと聞かれるとアレですが、まあキャンプでやった内容については頑張って理解したつもりです。
まあ、ミーティングだけの講師みたいな方がいたのですが謎な立場な感じで、質問してもまともに答えてくれなかったりミス連発で突っ込む気も失せていたのが唯一の不満といえばそうなるかも。
大学の先生方、参加したみんな、本当にありがとうございました。
さてさて生オリまで割と少しになってきました。
この期に及んでサイエンスキャンプでの失敗があとを引きそうですが、まあ去年の流れからすると4つある訳だから全てで大失敗するということはなさそうですね。
まあ生オリ後には校内模試さんも控えてらっしゃるわけですが。
てなわけで今日はここらへんで。
