成田からサンティアゴまで [チリ留学記]
この記事では成田からサンティアゴまでの道のりについてまとめておくことにします。
飛行機に長時間乗るのも、時差ボケが起こるのも、別の大陸に行くのも初めてのことだったので、何がなんやらって感じでしたね。こんなに未知の体験をいきなりしていいのか。
5/27(日) 成田→ロサンゼルス→ダラス→サンティアゴ
出発当日に2回目の狂犬病の予防接種をしようとするも、タイムアップで無事ゲームオーバー。怖え。
日本で食べた最後のご飯は、富士そばのかつ丼。
荷物が多かったので、家族が車で成田空港まで連れてってくれました。実はこの空港、3日前に公衆衛生学実習で来た場所なんですよね。変な感じ。
空港で少しおみやげとか買ったあと、数年ぶりのチェックイン、そして搭乗口へ。
ドキドキ。
NRT17:25 → LAX 11:15
購入したチケットはLATAM航空のLA7456便ですが、運航はJALです。コードシェアというやつでしょうか。
機内にはアメリカ人が多くてビビる。そしてこれはあとで気付いた事なんですが、JALの機内サービスって素晴らしいんですね。さすがジャパン。
離陸後間もなくして夕飯が出てきました。エビのビスク風カレーだって。洒落てませんか?
正直魚醤の香りは好きじゃない。
これも初めて知ったのですが、機内って飲み放題(貧乏人)なんですね。しかもアルコールも。思わず白ワインを、とお願いしたら、フランス、Côtes du Gascogneのワインが出てきました。
前日の夜に「日本で最後に飲むワインはやはり甲州を...」と格好つけていたのですが、あっさり崩れてしまいました。
夕飯後はいきなり消灯。まあ寝ましょう。寝られなかったけど。
「蔦」プロデュースの汁なしそば。すげえ。
と、思ったら6時間ほどしておはようございます、朝食でございます、とのこと。フライトは8時間くらいですが現地はもう昼前なので、このくらいの時間で朝食が出てくるわけです。夕飯と同様に少し凝っていてGood。
そして朝食後にロサンゼルス国際空港に到着。
日本語がない...!
初米国に若干テンションが上がりつつ、現地の英語が聞き取れなくて困ることがしばしば。発音がスペイン語のような訛り方をしていたのですが、やはり南部だからなのでしょうか。
トランジットは3時間ほど。少しウロウロ。
外に出たらサブマシンガン抱えてる警察がいてチビッたよ。
適当にパンを買ったら$16で泣きそうになりました。
LAX14:25→19:30DFW
これもまた、LATAM航空ではなくAmerican Airlinesの運航でした。今度こそ日本語が一切通じません。というか日本人が見当たりません。こんなところでアウェイ感を感じてはいけないと自分を鼓舞する始末です。
機内サービスはJALとうって変わり、おっさんやおばさんが気前よく対応してくれます。泣いていた赤ちゃんをうまくあやしていたのは印象的でしたね。
3時間ほどでダラスフォートワース空港に到着しました。国内便だからあんなにラフだったのか。
どこですかここは。
ダラスでの乗り換えはたったの55分で行うことになっていたものの、難なくクリア。本当はクリアしてほしくなかったのですが、仕方がありません。
5/28(月)DFW20:25 → SCL06:52
正直日付はよく分からんことになっているので、適当です。
次に米国に来るのはいつになるんだろう。
さていよいよチリへ出発です。周りからはスペイン語ばかりが聞こえてきます。もはや英語が聞こえたら安心するレベル。
やはり気になるのは機内食。chicken or pasta?という謎の聞かれ方をしたので、pastaといったら炭水化物しか入っていませんでした。勘弁してください。
写真で見たような、ザ・機内食という感じ。
ここでも白ワインを飲んでリラックスしようとします。うーん、落ち着かない。
そして機内は消灯して寝ようとしますがやはり寝られない。というか今俺の体内時計は何時なんだ。
案外、日本時間を計算するとホッとしてしまうものなのですね。
7時前にしてこの暗さ。そして寒い。
9時間ほどのフライトを終え、ついにチリ首都、サンティアゴのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港に到着。長かった。ヘトヘトのはずですが、やはりストレスがかかっているんでしょうか、疲れや眠気は感じません。
ついに来てしまった。
荷物を引き上げ、「スペイン語を高速で捲したてられるため対応不可能」と聞いていた入国審査、そして厳しいことで有名な税関も無事通過。良かった。
本当にキツいのはここからだったのですが、それはまた次の記事で触れることにします。
chao!