サンティアゴで空港泊 [チリ留学記]
チリ首都・サンティアゴ国際空港(アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港:SCL)に到着しました。
空港の到着ロビーに出ると、”taxi?”と怪しげなおっさんが寄ってきますが、絶対に乗ってはいけないとのことでした。
さて、無事についたかのように思えますが(いや実際無事だったのですが)、アホなことにダラスでの55分乗り換えを失敗すると予想していたため、1日早く着いてしまったのでした。
今回のチリ留学は大学同期との2人で行くことになっているのですが、相方は翌日早朝に到着します。そして現地の方は朝7時半にお迎えに来ることになっています。
今は朝7時、外は暗い。荷物も重いです。普通に考えたらホテルに泊まるべきでしょう。
安全なホテルは空港の目の前にある綺麗で新しい、Holiday Innで、距離的にもここしか使えませんが、クソ高いのです。当日だと15000-20000円します。勘弁してください。
というわけで、空港泊することにしました。
とりあえずその辺でうずくまる。
夜来て早朝の便に乗るとかならともかく、ここでこれから文字通り24時間過ごさなきゃいけないってのは絶望的でしたね。
今まで空港泊したことがなかったのでそもそも24時間空いているのかとか、どこで過ごせばいいのかとか、いろいろ不安なことはあったのですが、結論から言うと怪しい人がいることを除いて大丈夫でした。
というのも、
・24時間空いているカフェやレストランがある
・空港内は明るいまま
・人が結構いる
からです。空港内には24時間対応の荷物預かりサービスがあるのも大きいです。1日1000円くらいしますけど、リュックだけになった時の安心感がすごすぎました。
ただし、仮眠室のようなものはなく、(これは調べていないですが)ラウンジも24時間ではなかったような気がするので、QOLが激減することは間違いありません。
案内ディスプレイがたまに置いてあるけどイマイチだよ。
空港のスタッフに聞いたところ、1階はやめておいた方が良いとのことでした。理由はよく分かりませんが、単純に汚いです。
注意することとしては、
・手ぶらでキョロキョロしている怪しいやつがいる
・音楽がうるさくて眠れない
・困ったことがあっても英語が使えない
くらいです。
ちなみに電源は1階のレストランのところにあるのを見つけました。僕は3階ロビーの床に穴が空いておりそこに電源を見つけたので、床に座り込んでレポートを書いていました。
あとはベンチで寝てたりしましたが、熟睡できるはずもなく。
夜中はパン屋のカウンターで夜が更けるのを待っていました。スぺ語の勉強をしていたりしましたが、頭に入らねえ…。
朝3時のチェックインカウンター。
明け方は5時くらいから便があるようなので、3時にはいきなり人でごった返します。写真には写ってないけど右側はすごいことになっていました。
ちなみに空港泊している人はかなり多く、家族連れが床で寝ているのを見たくらいです。すげえ。
4階から見た早朝の3階の様子。
そんなこんなでなんとか乗り切り、朝は無事お迎えが来ましたとさ。
そういえば$って書いてあってもチリペソ(CLP:1CLP=0.17円)かUS$かは決まっていないようです。例えば荷物預けは$16、ペットボトルは$1000くらいでした。どっちがどっちでしょうね。
この1日だけでだいぶ生命力が強くなった気がしますね。
次回からはいよいよ、チリ・サンティアゴでのまともな生活がスタートします。
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