生物学オリンピック本選 Part2 [生物・自然とか]
8/19
朝食に少し遅刻して行ったあたりでちょっとテンションが落ちたのですが、この試験でもう決まってしまうと思って緊張していた気がします。
今日のテストは計6時間。やはり実験試験です。
午前中は動物形態学。
1)フナを解剖してその食性を見分ける
2)メダカの色素胞の実験からそのメカニズムを当てる
という二つの試験がありました。
試験前の時間にアルミホイルで覆われた何かを見ながら「貝だと思う。カキとか」と何度も馬鹿みたく貝説を主張していただけに、アルミホイルを開けた時の失望感が半端なかったです。
フナパートは無難に終了。
しかし、色素胞パートが最後まで終わらなかった。。。ちょっと前半との差が激しすぎる。
まあまわりもそんなに終わってなさそうだったので少し安心。
んで、昼食を食べたら今度は生化学です。
ここで思いっきり点数を稼いでやろうと思っていました。
問題用紙の表紙にPCRと書いてあったので、キターーーーーとか思っていたのに・・・
実験の流れはこうです。
プライマー選択→溶液量の計算、調整→PCR)
制限酵素を使ってDNA切断→ )この二つを電気泳動
プライマー選択ミスった←実験終了
しかも、溶液量の計算で、すごく簡単に見えたのに、え?何これ?どうやって計算するの?とかなってやべえやべえとかなっているうちに、あちらこちらからマイクロピペットの「トントン」という音が聞こえてくるという・・・
もう、いいや、ってことで、マイクロチューブ見たらプライマーが2~3μlありそうだったからとりあえず2μl加えておいたw
取ってからチューブ見たらもっと入ってそうだったけど。
それで実験スタート。さすがにもうこの時点でダメそうなのは分かっていました。さらに。
ミスってプライマー3つ加えた(笑)
でもここで諦めたら実験終了だっ!!!
っていうか制限酵素パートがあるので、絶対にここからはミスらないという気持ちでPCRチューブをTAに渡しました。
あ。DNA入れ忘れた(笑)
頼んでPCRチューブを返してもらい、DNAを入れてから再度渡しました。
深呼吸をして制限酵素の実験に移ります。もう失敗は出来ない。
あーうーとかなりつつ進めていって、ようやく電気泳動まで終了。
当然のごとく、PCRは反応出来ていませんでしたが、一応最後までそれっぽく埋めて、試験終了。
2日間で計9時間半の実験試験でした。
終わったあとはサイエンスカフェがあって、トリオを聞かせていただいたり、講演とかなんとか。
生化学で大失敗した事から立ち直れそうになかったです。
その後、天文台へ行ったのですが、曇りであまり見えず。
でも迫力ありました。
僕は今は天文にはあまり興味はないのですが、こういうのに憧れを持ってここまで発展させていくという事自体に感動を覚えました。
ながーいキムワイプ。そういえばサイエンスキャンプで誰かから聞いたような気がする。
そんなこんなで終了。
部屋は変更されて、灘の高1×2と僕の3人部屋になりました。
その後何があったのかよく覚えていませんが、人狼を初めてやったりして、4時くらいには寝ました。
なんかすごく長くなってしまいました。すみません。
てなわけで今日はここらへんで。校内模試には触れない方針で。
手先器用なんですね。
by きりたん (2011-08-24 02:50)
多分それはないと思います。
昔から本当に不器用だと言われているので(汗
by axolotl (2011-08-24 18:47)